限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【アメリカの今】ファーストリテイリングのGUがアメリカへ本格進出

アメリカ市場と日本市場

 

 最近は何かとアメリカのサービスを使います。混んだマクドナルドで注文をして、出来上がるまでの間、iPhoneをいじっている自分。その間にせわしなく来るウーバーの配達員。次はモスバーガーにしようかな、なんて思ったりもしました。先日、ベトナムに行きました。夜店ではアディダスやナイキなどのコピー商品が多数で回っていましたが、ユニクロのコピー商品が多かったのには驚かされました。ただ、なんとなく、日本のブランドがあることに、良くも悪くも複雑な?気分でした。

 国内に800店舗、海外に1669店舗(北米72店舗)を展開する「ユニクロ」ですが、姉妹店のGU(ジーユー)がアメリカに本格進出することとなりました。同社は既に中国や台湾、香港などアジア地域に450店舗を展開してい(うち日本国内は423店舗)ます。そして、2022年にニューヨークのファッション街であるソーホー地区にポップアップストア(期間限定店)を開店していました。
 海外の旗艦店「GU・ソーホー・ニューヨーク店」と、米国全士の顧客に配送を行うEC(電子商取引)サイトをオープンすると発表した。2022年秋にニューヨーク(NY)のソーホー地区に開店したポップアップストアは2024年夏に閉店し、今回発表された旗艦店が2024年秋にオープンする予定だそうです。
 同社によると、旗艦店は、世界の顧客に向けて、GUのブランドコンセプトである「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を。」や最新情報を発信するショーケースのような店舗になる予定だとしています。同社は、海外初の旗艦店の出店先にNYのソーホー地区を選んだ理由として、多様な文化や価値観、ライフスタイルを持つ人々が集う場所に出店することで、グローバルファッションブランドへの大きな一歩を踏み出す狙いがあると述べています。
 2006年にユニクロの姉妹ブランドとして誕生したジーユーは、シンプルかつ実用的な衣料品を販売するユニクロに対し、より若年層を中心ターゲットとし、最新の流行を取り入れたトレンドファッションを低価格で販売するブランドとして売れています。同ブランドは、ファーストリテイリングの総売上高の約12%を占めるまでに成長しました。
   同社では、これまでの米国における事業展開の教訓から、デザイナーやパタンナー現地採用し、地域に合った商品開発を推進することを重視しており、2023年9月にNYに商品本部を設立しているとのこと。日本のモノやサービスが国際社会でなかなか勝てない中、健闘を祈りたいと思いました。

 当ブログにお越しいただきありがとうございました。

引用:https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/05/dac27f22894cc7fd.html