限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

ペプシ3位へ‼コカ・コーラに次ぐ新たな2位の座は?

コーラ戦争

 1886年アメリカのジョージア州アトランタで発明されたサイダー飲料がコカ・コーラです。現在も本社は同地にあります。
   一方のペプシは、1893年ノースカロライナ州ニューバーンの薬局で販売されたサイダーになります。1898年にペプシコーラ命名されました。その後、1902年に企業化され、さらに合併等を得て1965年に現在のペプシコが誕生しました。

テキストコカ・コーラペプシも120年以上の歴史あるライバルだね

コーラ戦争

 この両者ですが、筆頭はコカ・コーラで不動の1位でした。ペプシは事業としてはうまくいかない時期もあり、事業の再売却など紆余曲折を経て、1930年代になって、コカ・コーラと同じ価格で販売することにより経営が安定します。つまり、価格戦力なども含めてライバル関係が続いてきました。
    そのような流れの中で、1980年代になって、ペプシが盛んにテレビCMなどで比較広告を出します。目隠しをしてペプシコカ・コーラを飲み比べて、ペプシの方が評価されている、あるいは、ラップ歌手がコカ・コーラを飲んだとたん元気をなくすが、ペプシを客から勧められて元気を取り戻し、ノリノリに歌う、といった様々な広告が出されました。そして一時的ながらもペプシが首位に立つこともありました。

コカ・コーラスペースシャトルに載せられることが決まった時、ペプシの猛抗議で両方のコーラが同時に宇宙に行ったことも。

 これら激しい動きの中で、イギリスのヴァージン・コーラが二大コーラに挑むなど様々なエピソードがありましたが、その後は40年間1位コカ・コーラ2位ペプシコーラは揺るぎないものとなりました。

ついにペプシ陥落

 しかし、ウォールストリートジャーナル紙の分析によると、2023年8.3%で、ペプシドクターペッパーがほぼ並びます。小数点以下の差でドクターペッパーが2位となったことが判明しました。サイダーの世界で画期的と言えるでしょう。
  ドクターペッパーコカ・コーラペプシと同じ年代の1885年にテキサス州ウェーコの薬局で販売され、1900年代に全米に展開しました。しかし、コカ・コーラペプシに比べると世界的な売り上げは小さく、アメリカ国内での人気の高い商品です。
    投資対象としてはペプシはウォーレンバフェットが筆頭株主コカ・コーラについて、2番目の安定性があると言えるでしょう。ペプシを持つペプシコは、北米売上トップ10の飲料のうち、3位のペプシコーラだけではなく、マウンテンデューとダイエットペプシも入っています。また、コカ・コーラとのライバル関係では、スポーツ飲料のアクエリアスに対してゲータレードや、ジュースのトロピカーナに対してミニッツメイドなど様々なラインナップを持って対抗している、9億ドルの純利益を持つ巨大企業です。しかしながら、エピソードとして面白いと思いまとめました。

少しだけキューリグドクターペッパー株買ってみようかな

投資は自己責任でね

当ブログにお越しいただきありがとうございました。

引用:Move Over Pepsi, There's Officially a New No. 2 Soda Behind Coca-Cola (yahoo.com)