限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【アメリカの今】ドナルド・トランプ大統領候補の資産の推移について

ドナルド・トランプの資産

ご存じのトランプです。ニュースでは次期大統領に当選するのでは?と話題の人物です。

彼は、1946年6月14日、ニューヨーク州ニューヨーク市に生まれニューヨークで育った、生粋のニューヨーカーです。ちなみに父方の祖父がドイツ人でドイツ系になります。
ウォートン・スクールで経済学の学士号を取得した後、1971年に父親の不動産事業を引き継いでトランプ・オーガナイゼーションと改名し、クイーンズとブルックリンからマンハッタンに事業を拡大しました。同社は高層ビル・ホテル・カジノ・ゴルフコースなどを建設・改装したりしていました。カジノでは日本の柏木昭男と壮絶な勝負をしていますが、うまく勝ち逃げして1000万ドルの利益を得たりします。その後、主に彼の名前をライセンスすることによって様々なサイドベンチャーを開始しました。航空事業などにも手を出したり破竹の勢いでしたが、90年代に側近を事故で無くしたり、経営センスのない当時の妻に経営を任せたりして、多額の借金を背負います。しかし、その後、ロスチャイルドなどと手を組み、父から受け継いだ企業を基にした、多角経営事業のトランプ・オーガナイゼーション」をNY証券取引所に上場させ、12億ドルを手にして、復活を果たします。2004年1月から2015年6月までリアリティ番組の『アプレンティス』をプロデュースし、司会を務めた。2020年8月に『フォーブス』は彼の純資産を21億ドルと推定しています。

トランプの資産の推移

2014年 5,854億円
2015年 6,150億円
2016年   6.750億円
2017年 5,250億円
2018年 4,650億円
2019年 4,650億円
2020年 3,150億円
2021年 3,650億円
2022年 4,500億円
2023年 3,750億円

これが、約10年間のトランプの資産の推移です。現在は57億ドルですから、8550億円です。大富豪ですね。ビリオネアです。フォーブスの記事に基づくと、世界の富豪の1217位とされています。ただし、からくりもあります。トランプの企業の価値がこの純資産に反映されていますが、トランプ肝入りのSNS事業であるトゥルース・ソーシャルの先行きが怪しく、数百億円の損害を抱える可能性や、メインの資産であるオフィス不動産の不振から、大きく財産を減らす可能性が指摘されています。イーロン・マスクがX(旧Twitter)を買収し、トランプ氏のアカウントを停止したことから、トランプは復讐に燃え、ソーシャルメディア事業に意欲を示しましたが、現在の会員は500万人ほどで、目標に掲げていた8000万人には程遠い状態です。

元々、彼の資産額はジェットコースターのように上下していますから、まだまだ、資産を増やしたり減らしたりするのかもしれませんね。大統領に返り咲くのかどうか、様々な分野恵の影響力が大きいですから、目が離せないところですね。

当ブログにお越しいただきありがとうございました。

引用:https://www.visualcapitalist.com/