限界ぎりぎりのサラリーマンのセミリタイアを目指す投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。転職し、地元と東京を行き来する日々。精神的に追い詰めらてますが、生活が・・・・。自分の興味がある投資(特に不動産)、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

サラリーマン(兼業)大家と自然災害、台風被害と保険

** ** 自然災害と兼業大家の辛い立場
今、千葉県での台風被害が報道されてます。皆さんだいぶ苦労されているようで、1日も早い復興を祈ります。
さて、多分ですが、ここには大家も含まれると思います。兼業大家の注意点を実体験をもとに書きたいと思います。

保険請求から借りてさんへの説明まで
私も台風でベランダ側の窓が壊れた事があります。大変でした。とにかく業者が捕まらない。借り手は当然ですが早い修繕を求めます。
また、費用も問題です。

私の場合は、台風被害でその地域全体が被害に会いました。普段お付き合いしてる業者が、あまりに修繕依頼が多くて、サバさんの
家にはしばらく行けません、というのです。それは困るとせっせと電話して、なんとか1週間後に修繕に来てもらうことにしました。
借り手さんは、業者がいないなら、こちらで知ってる業者を探してもいいか?と聞いてきます。しかし、変な業者に来られても困るし、
値段がいくらかもわかりません。必死になだめました。
ここでの教訓は「あらかじめ、信用できそうな業者を複数調べておく」ですね。建設許可番号を調べるほか、シルバーセンターの一人親方
もいます。また、自治体では信用を得るために小さな業者が、修繕業者として登録してる場合が多いのです。そこでは、財務状況や
実績に応じてランク付けされてますし、自治体登録業者ならおかしな工事や請求をすれば指導されますから、これは一度調べておいた
方が良いです。

** 兼業大家って消費者?経営者?
悪質な工事にあった場合、普通なら消費者センターなどがあっせんに入ってくれます。しかし、実態は、サラリーマン大家は経営者と見なされて
あっせんにはいってくれないのですが・・・実は、最近はサブリース被害などで、普通のサラリーマンが被害に会った場合は消費者として
あっせんしてくれる自治体も増えてるんです。もし、悪質な工事にあった場合、ダメ元で地域の消費者センターに電話するのもありです。
ダメ元ですけどね。東日本大震災では、セカンドハウスの被害を救済してもらおうとした人がことごとく断られたそうです。

借り手さんには低姿勢で

私の場合は、借り手さんが、事情を察してくれた事、日常生活には大きな影響がなかったので、知り合いの業者が来るまで待ってもらい、
また、被害の写真も撮ってもらい無事、保険金で賄うことが出来ました。
消費者庁などは、場合によっては、自然災害で住宅が棄損し、住まいに被害が生じた場合、貸し手と話し合い、場合によっては家賃の減免も
可能であるとの趣旨を出してます。
私個人としては、家賃の減免もありだとおもいます。訳の分からない業者に30万で工事をされて、保険金15万貰うより、3万円程度
見舞金を出して、被害の状況をスマホに撮ってもらい、しっかりした業者に頼み、15万円で工事を済ませ、15万円の保険金を貰い、
3万円は借り手さんとの友好関係費と思った方がのちのち安く済むし、楽です。
サラリーマン大家は事前に危機の場合の下調べと、時には「損して得する」という気持ちが必要だと思います。
また、管理を全て管理会社に任せてる人は、自然災害時の対応について事前に問い合わせておくことをお勧めします。
焦らないこと、時にはケチらないことが大事だと思います。