限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

年収300万円の日本人がニューヨークの快適な住宅に普通に住む方法

ニューヨーク市住宅宝くじ

 ニューヨークと言えば世界でも最も物価の高い街の一つです。1人暮らし用の1ベッドルームでも家賃は30万円~50万円程度します。これから紹介するブルックリンも60~80万する物件も珍しくありません。普通の収入ではとても暮らせない家賃相場になっています。
 しかし、ニューヨーク市では、中低所得者向け住宅プログラムの一つとして「housing lottery」という制度があります。住宅宝くじ、と訳しておきます。これは、ニューヨーク市に不動産物件を所持する人が、固定資産税の減免などを受ける代わりに住居を提供し、その家賃はニューヨーク市の家賃ガイドライン委員会が決定し、2年間居住できます。これはニューヨーク市民だけではなく、外国人、つまり日本人でも応募が可能です。 

 こちらの写真のブルックリンの物件は、応募適格者の年収は1名ないし2名合算で$21,566から$32,610になります。日本円で約334万円から約505万円です。家賃は544ドル(約8万4千円)です。24時間対応のフロントディスクがあり、電気やシャワーは家賃に含まれていますので、かなりお得な物件になります。これなら日本人の標準的年収でニューヨークに住めます。

 また、ニューヨークの中心部、マンハッタンにある物件は応募適格者の年収は$18,480から$32,610、日本円で約286万円から約505万円とさらに安く、家賃は454ドル、約7万円です。電気代はテナントもちで一部電化製品がついています。

NYの真ん中に安く快適に住めますね

 応募資格は過去12か月に自己破産をしていないこと、5000ドル以上の借金がない事です。日本から応募する場合、クレジットスコアを持っていないと思いますので、過去12か月分の間、家賃の滞納がない証明をする必要があります。通常は振込領収書があれば足ります。
   銀行口座を持っていると良いのですが、日本から口座を作るのは難しいため、三菱UFJ銀行で口座を作って、そのまま、三菱経由でユニオンバンクの口座を作るのが早いと思います。ウーバーイーツなどでも、年収が5万~6万ドルは行く場所ですので、食べていくことは可能です。
  ニューヨーク市のホームページから応募して当選を待つばかりです。当てるのが大変かもしれませんが「you gotta be in it, to win it!!」です。応募しなければ当たりません。ニューヨークに住みたい方はぜひ応募すると良いと思います。

 当ブログにお越しいただきありがとうございました。

引用:NYC Housing Connect