限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【アメリカの今】地域格差が凄い‼米国の主な州ごとの教師と警察官の給料と文化的な年収

全米の教師と警察官の賃金

 このブログは雑記ブログですが、アメリカ経済・アメリカ社会の今を知ることによって今後の投資活動や資産形成に役立てないかと思いながら、記事を書いています。

 今回は代表的職業である教師と警察官の給料について取り上げてみたいと思います。なお、州によってかなり差があるのでそこも含めて書いていきたいと思います。1ドルは150円で計算しています。文化的最低年収は、非営利団体のEconomic Policy Instituteが発表している大人1人、子供1人の2人家族が普通の生活が成り立つ標準年収となります(生活保護的な最低限度の年収ではありません。また経済的な自立を目指す組織なので、個人的には高めの収入ラインだと感じました。もっとも共稼ぎを想定しているのでしょうが)。ちなみに、全米平均の貧困ラインは2人世帯で20,440ドル(約307万円)となります。

カリフォルニア州
教員・・・・95,160ドル(約1,427万円)
警察官・・・113,460ドル(約1,792万円)
最低年収・・68,182ドル(約1,023万円)

ニューヨーク州
教員・・・・92,696ドル(約1,390万円)
警察官・・・85,460ドル(約1,282万円)
最低年収・・69,433ドル(約1,042万円)

ハワイ州
教員・・・・70,947ドル(約1,064万円)
警察官・・・88,230ドル(約1,324万円)
最低年収・・100,150ドル(約1,503万円)
なんと、ハワイ州は警察官や教師では子供がいると普通に暮らせないことになります。

ミシシッピ州
教員・・・・53,354ドル(約800万円)
警察官・・・41,090ドル(約616万円)
最低年収・・53,781ドル(約807万円)
全米で最も警察官の給料が安い州です。日本より安いかもしれませんね。

エスバージニア州
教員・・・・52,870ドル(約793万円)
警察官・・・50,560ドル(約758万円)
最低年収・・60,082ドル(約901万円)
全米で最も教員の給与が安い州です。

ワイオミング州
教員・・・・61,979ドル(約930万円)
警察官・・・64,100ドル(約962万円)
最低年収・・64,631ドル(約970万円)
ジョージア州と並んで労働者の最低賃金(5.15ドル)が最も安い州の一つです。

バーモント州
教員・・・・66,536ドル(約998万円)
警察官・・・65,760ドル(約986万円)
最低年収・・98,438ドル(約14,766万円)
全米で最も犯罪や自然災害などからみて安全な州です。

コネチカット州
教員・・・・83,400ドル(約1,251万円)
警察官・・・85,340ドル(約1,280万円)
最低年収・・84,392ドル(約1,266万円)
全米で最も一般家庭が裕福な州です。

ミシガン州
教員・・・・67,011ドル(約1,005万円)
警察官・・・69,240ドル(約1,039万円)
最低年収・・58,892ドル(約883万円)
最も貧しい都市と言われるデトロイトがある州です。

ニューメキシコ州
教員・・・・63,580ドル(約954万円)
警察官・・・62,840ドル(約943万円)
最低年収・・63,588ドル(約954万円)
全米で最も貧困率の高い(18.2%)州です。

いかがでしたでしょうか?ドル高計算ですが、アメリカ人の収入は高いですね。一方で州ごとにここまで開きがあるのかと調べていて驚きました。ミシシッピ州カリフォルニア州では警察官だと2.5倍ほど差があります。日本と一律に考えることは無理がありますが、アメリカの国内の賃金事情としてまとめました。

当ブログにお越しいただきありとうございました。

引用:Educator Pay Data 2024 | NEA
引用:How Much Police Officers Get Paid in Every State | GOBankingRates
引用:Economic Policy Institute | Research and Ideas for Shared Prosperity (epi.org)
引用:Poverty Guidelines | ASPE (hhs.gov)