限界ぎりぎりのサラリーマンのセミリタイアを目指す投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。転職し、地元と東京を行き来する日々。精神的に追い詰めらてますが、生活が・・・・。自分の興味がある投資(特に不動産)、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【別荘と愛人は高齢になると大変】売られる別荘地軽井沢、買い手なく yahoo記事から

別荘と愛人は高齢になると大変

    f:id:shiina-saba13:20191130233526p:plain             f:id:shiina-saba13:20191130232847p:plain

 

 こんな言葉を聞いた事があります。手に入れたばかりの頃は高揚感があって愛おしいけども、段々、歳をとると大変なものが別荘と愛人だそうです。

yahoo記事でNIKKEY STYLE「売られる別荘地軽井沢、買い手なく 創業者ら遠のき…」との記事が出ていました。「地元の不動産会社の店長は「最近は旧軽井沢エリアなどの超一等地でも売り物件が目立ってきた」と語る。」「超一等地の売り手は、「東証1部上場企業の創業家や、日本を代表する旧財閥の家筋」(地元の不動産会社の営業担当者)という。東京・田園調布の一等地と同様に相続や世代交代の影響が大きいようだ」「海外投資家からの引き合いについて水を向けると、「リーマン・ショックの後ほど目立たない。不良債権処理の一環で複数の物件をまとめて売るバルクセールの中に軽井沢の別荘地が入っていて取引される程度」」(引用)との事です。売り手側は富裕層が多く、無理して売らないため、売れないまま残っているのだそうです。

軽井沢ブランド

カナダ人宣教師が明治21年に別荘の第1号を建てたところにはじまり、名家、資産家のステータスでした。今も、決して悪い土地ではなく、新幹線も使え、アウトレットも出来き(騒々しくなったという意見もあるようですが)、八ヶ岳に向かって一定の需要はあることも事実です。1日1組しか客を受け入れないイタリアンFogliolina della Porta Fortunaがありますが、夏に馴染みの顧客を招待してパーティーを開き、一種の社交場も開かれたり、それなりのステータスはあるのだろうと思います。

時代は変わり

軽井沢などで古い建物を買う際に注意として言われるがアスベストの存在です。解体費は相当なものになりますから、中々、中古物件の流動性がありません。また、耐震工事もなされておらず、軽井沢町や長野県に住所を有していないので工事するにも助成金も出ません。維持・管理費は相当なものですから、持て余し気味という人もいるでしょう。東日本大震災以降、耐震性が非常に見られますから買い手がつきにくくなります。軽井沢町が耐震工事推奨期間を延長しているのも、別荘の耐震化が進まないことも一因と言えます。

 

また、趣味の多様化、国際化も上げられます。資産の保全なども含め、海外に別荘を持つ富裕層も多く、軽井沢という立地は都心の富裕層から見れば中途半端な存在とも言えます。かつてと違いタイムシェアなどの有名ホテルの会員や一部所有など様々なサービスも定着しています。私も2年ほど前ですが、ヒルトンバケーションクラブのポイントを貰えた(自分じゃ買えない(笑))ので、1日800ドルの部屋で1週間過ごしましたが結構快適でした。友人は8万ドルで購入したそうです。

 

高齢となった別荘(愛人)は自らは離れてくれません。いろいろと難しいものだなと思いました。