限界ぎりぎりのサラリーマンのセミリタイアを目指す投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。転職し、精神的に追い詰めらてますが、生活が・・・・。自分の興味がある投資(特に不動産)、節約術、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【地面師】大手企業が騙された土地、五反田、赤坂を見てきました。

地面師

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ちょっと古いマンガですが、私は地面師という言葉をナニワ金融道で知りました。当時は電子化されていない登記簿を登記所で閲覧の際に偽造登記簿とすり替え、主人公灰原の勤める帝国金融を騙す、というものでした。借り入れのないまっさらな土地を狙い、権利もない土地を売ったり、融資金を騙し取るものです。訝しがる灰原に、先輩の桑田が「銀行嫌いなどこういう人もいるんやで」と融資が実行され、騙されたと知った灰原達が地面師の身柄を押さえるのに奮闘すると言うストーリーでした。

 

実際の地面師

 

ナニワ金融道では登記が電子化されていない時代でしたが、現在でも、同様の事件は起こります。積水ハウスが63億円を搾取された五反田事件、APAホテルが12億6千万円を騙し取られた赤坂事件と現代でも巨額な事件が起こります。狙われる物件は、ナニワ金融道と変わりません。一切の借り入れがなく、まっさらな登記簿の富裕層の土地になります。起点は身分証明書の偽造ですが、パスポートが多いようです。免許書の偽造は技術的に難しくなり、土地の所有者は高齢者が多く、健康保険も常時使用している場合が多いのですが、海外渡航を頻繁にすることのない世代ですので、なりすまして、本物のパスポートを偽造し、そこから印鑑証明等各種書類を偽造していくのだそうです。

 

五反田散策

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まぎれもない超一等地です。山手線、地下鉄、東急線がはいる五反田駅から徒歩1分の600坪の土地。国道1号と目黒川に面し、あらゆる部分でデベロッパー垂涎の土地だと分かります。積水ハウスが結んだ63億円の契約は詐欺師の提示した値段であり、100億円とも言われている土地です。ちなみに隣には写真左の空き家が1軒、資材置き場など、一等地の割には活用されていない土地がありますが、それぞれ思惑もあるのかもしれません。積水ハウスが土地の測量を始めたところ、相続人である本物の所有者(つまり積水は相続人の女性が亡くなったことを把握していませんでした。パスポートを管轄する外務省には連絡がいかないシステムなのでしょうね)が現れて、事件の発覚に至るとの事です。相続税を支払ってなお、この土地が空き家(閉鎖旅館)のまま残せるのも驚きですが、富裕層の鷹揚さが事件の鍵の一つなのかなと感じました。

 

赤坂二丁目散策

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こちらも言わずと知れた都内最高級地の一つです。五反田と同じく、富裕層の高齢者が所有していた土地で借入金も無い状態でした。既に開発されているので、写真はすぐそばの近隣地ですが、高級住宅地の割に歩道にも余裕があり、周囲には議員宿舎から大使館などがある一等地です。APAも不動産は自前取得するプロであり、そういった企業が次々騙されていく地面師集団の恐ろしさを感じました。

 

ちなみに少し裏手や表通りにも小さな家が並んでいました。1軒欲しいな・・・でも、土地値だけでも相当な額でしょうね。どうして、朽ち果てそうな角地の家がそのままなのかは分かりません。以前、渋谷の高級住宅地を不動産会社屋さんと歩いていたら同様の家があったので「もったいない」と言ったら不動産屋さんが「相続で揉めて、売ることも貸す事も出来ないままですよ」との事でした。土地って難しいですね。

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おまけ

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豪華すぎるのに家賃が安すぎる(3LDK 9万円)との赤坂議員宿舎も見てきました。これは良いですね。立地最高。滝川クリステルさんも活用すればいいのにってちょっと思いました(笑)。