限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【海外雑記】クリスマス事件簿

クリスマスにかかわる様々な事件を集めました

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今週はクリスマスです。来週は正月と楽しい日々が続きます。街のイルミネーションも光り輝いています。光には陰があります。そんなエピソードを集めてみました。

昨年のクリスマス強盗(アメリカ)です

まるでサンタクロースのような白ひげを生やした男がクリスマス目前の23日、アメリカ西部のコロラド州の銀行を襲い金を奪いました。男は銀行を出ると、「メリークリスマス!」と叫びながら路上で紙幣をばらまき、逮捕されました。
警察によると、ディヴィッド・オリヴァー容疑者(65)は同日昼間に、高速25号線のあるコロラド州コロラドスプリングス地方銀行アカデミー・バンク(Academy Bank)に強盗に入りました。
偶然、事件を目撃したディユオン・パスカルさんはテレビに、「彼は銀行からお金を奪って出て来ると、あちこちに盛大にお金をばらまいた」と説明しました。
「バッグの中の大量の金をまき散らして、『今日はクリスマスだ!メリークリスマス!』と叫んでいた」そうです。
複数の目撃者によると、オリヴァー容疑者は金をばらまいた後、近くのスタバに入った。席に座り、逮捕されるまでじっとしていたといいます。単独犯でした。
路上にばらまかれた紙幣は通行人たちが拾いました。クリスマスにふさわしいキリスト精神のあらわれか、全額が銀行に戻されたのは幸いでしょうか。

なんとも言えないもの悲しさがあります。良し悪しはともかくメッセージがあったのでしょう。

こちらはドイツの事件です

 

ドイツ西南部のラインラント=プファルツ州コブレンツ(Land Rheinland-Pfalz PfalzKoblenz)の警察は8日、「年配のヒッピー」の自宅の居間でクリスマスツリーとして飾られていた高さ2mの大麻草を押収したと公表しました。

 警察は、「この愛さえあれば――ヒッピーのクリスマスの祝い方」というジョークタイトルのプレスリリースを出して事件の詳細を明らかにしました。使われ大麻草は、クリスマスツリー用のスタンドに立てられ、鮮やかな電飾で飾り付けられていた。警官に問い詰められた男は、「素敵な飾り付けをして、大麻草の下にプレゼントも置くつもりだった」そうです。さらにマリフアナまで押収されたとのことです。ドイツは医療大麻が合法化されるなど大麻に割と寛容な動きがありますが、これはダメですね。

 

アメリカのクリスマス違法薬物



アメリカ・ネブラスカ州で12月19日、夫婦が60ポンド(約27キログラム)のマリファナを所持していた疑いで逮捕されとワシントンポストなど報じました。夫婦は「家族や親類に配るためのクリスマスプレゼントだった」と供述しました。
80歳の夫と70歳の妻は、里帰りの運転中に警察に職務質問された際に自動車からマリファナの匂いを感じた警官が荷物を調査したところ、60ポンド(約27キログラム)に及ぶマリファナを発見しました。
夫婦は、西海岸のカリフォルニアからクリスマスの休暇を家族や親類と過ごすためにカナダに隣接するバーモント州に向かっていました。
アメリカでは、カリフォルニア州マサチューセッツ州など複数の州で、マリファナの使用が合法化されています。マイク・タイソン大麻農場を経営しているのもカリフォルニア州です。しかし、夫婦の目的地であるバーモント州では違法です。マリファナを所有するためのTax certificateという税金を支払ったという証明書を持っていなかったため、違法なマリファナの所持と輸送の疑いで逮捕されました。
妻は逮捕後、「体調の理由」から釈放されたが、夫は拘留された後、10万ドル(約1030万円)のbail money (保釈金)の10%を支払い、保釈されました。

 

そしてイギリスです


英国警察がクリスマスらしい巧妙なトラップを仕掛け、思惑通りに引っかかった21人もの悪者が逮捕されました。警察のFacebookでこの件が伝えられると、ユーザーからは「面白い!!」「お手柄ご苦労様」といった声があがった英メディア『Mirror』『indy100』が報じています。

イングランドで歴史ある街であるサウス・ヨークシャーSouth Yorkshire)にある警察が12月20日Facebookアカウントに18日、19日の2日間にわたり、架空会社「Herald Hampers(ヘラルド・ハンパーズ)」からの偽クリスマスカードを指名手配中の容疑者らの住所に送付しました。そこには「抽選でクリスマスギフトが大当たりです! この無料ギフトをデリバリーで受け取るには、在宅時間をお知らせください」と綴られており、カードには豪華なシャンパンやクリスマス用プディング、その他贅沢にクリスマスを楽しめそうな様々なプレゼントが綺麗にラッピングされた写真も掲載されました。日本でもあるスパムメールですね。

豪華ギフトに釣られて在宅しデリバリーを待っていた指名手配犯の元へサウス・ヨークシャー警察の警察官が駆け付けました。偽カードを受け取ったうちの21人は、警察のトラップに引っかかり逮捕されました。このトラップのターゲットとなったのは、いずれも飲酒運転・詐欺、暴行、強盗、ドラッグなどの違法薬物などの罪状で指名手配されています。この結果にサウス・ヨークシャー警察は驚いたようで、Facebookに「この革新的な策略は、非常に喜ばしい結果をもたらしました。今後も指名手配者の逮捕のために新たな策略を考慮する予定です」としています。かのマット・グレイニングの風刺アニメ『The Simpsons(ザ・シンプソンズ)』のシーズン9に、スプリングフィールド警察が街のならず者連中にモーターボートを無料で手に入れられると信じ込ませ逮捕するというシーンが描写されており、今回のサウス・ヨークシャー警察の策略と似ているという指摘もあるそうです。ホーマーもびっくりですね。

ちょっと面白かったものを集めてみました。

お読みいただきありがとうございました。