世代間格差
いま、3200万人の高齢者がいます。もちろん誰だって歳をとります。自分の親も当然、高齢者です。病院にも行きます。また、高齢者も戦争を経験し家族を失った世代から高度成長期に出てきてバブル頃に退職した世代もいます。そもそも、私自身が歳をとります。一口には言えません。答えが出ないのです。ただ、疑問もあり、自分の賞与を出してみたいな、と思いました。
なぜ、ボーナスか
本日、ボーナスが貰えました。もちろん、ボーナスがない方もいると思います(逆に、少ないね、君の能力それだけ?と笑う人もいると思います)。氷河期世代ですから、非正規の割合も多く、諦めの声すら聞かれます。貰えているだけでも幸せかもしれません。でも、なぜ、ボーナスを出すのかと言ったら、「高齢者はボーナスから社会保障費を支払わなかったから」です。また、社会保障費の算定額も「交通費を含まない月給のみの平均だったから」です。建前上、払った分、戻ってくる、支え合い、など言われますが、交通費から年金、健康保険、雇用保険、介護保険を引くのは、どうでしょうか?例えば、資金不足で無理に岐阜の奥に家を買って、名古屋に通うために通勤費が多めに出ていたら、それは生活が苦しいのであって、その交通費からお金を引くのはさらなる負担になるような気がします。
で、ボーナス内訳です
私の賞与(内訳詳細)
総額・・・・・・954,758円
健康保険・・・・・34,680円
厚生年金・・・・・87,894円
介護保険・・・・・・7,693円
雇用保険・・・・・・2,435円
社会保険計・・・132,702円
所得税・・・・・117、688円
とります。ざっと手取りが70万円ほどです。かつてと社会保険料負担割合が異なりますので、一概には言えません。しかし、昔はこの社会保険13万円が0円だったのです。どれほど重い負担を現役世代が担っているかを知ってもらい、世代間の支え合いと、世代内の支え合いを考えたいな、と思いました。皆さん、どう思いますか?