限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

アメリカ人の夏休み人気旅行先TOP10 東京もランクイン

夏休み人気の旅行先

 Googleと旅行メディアのThrillistが共同で2024年のアメリカ人の夏休みに最もふさわしい旅行先のランキングを出しており、日本も入っていたのでまとめました。
 別のサイトですが、2024年の夏休みの家族旅行の海外旅行の費用は7.000ドル(およそ112万円)~100万ドル(およそ160万円)です。幅があるのは、例えば国内で割と物価(つまり航空運賃)が安く中南米にほど近いミズーリ州なら、人気旅行先第1位はジャマイカで予算は7,000ドル程度、という形になります。アメリカは広いということですね。日本でも、九州の方の旅行人気先がフェリーでも行ける韓国なのと似ています。

1人旅の人気旅行先ランキングです

1インドネシア・ バリ島
2.日本
3.アメリメイン州・アーカディア国立公園
4.イギリス領西インド諸島タークス・カイコス諸島
5.コスタリカ

何となく大雑把ですね。3億人のアメリカ人が西インド諸島まで行くとは思えず、願望も含んだアンケート結果でもあるようです。それでも、日本が2位になるのは、それだけ人気で行きやすいさもあるのだと実感します。

日本が2位ですね。人気観光地は次に出てきます。

家族連れ(ないしグループ)旅行の人気先ランキングです

1. ロンドン

2.パリ

3.東京

4.ローマ
5.ニューヨーク
6.メキシコ・カンクン
7.オーランド
8.ラスベガス
9.シアトル
10.アテネ

以上です。イギリスはもう、不動の1位と言っていいと思います。今後もよほどのことが無いと変わらないでしょう。ただ、パリとローマの間に東京が割って入ったのは、凄いと思います。理由はインバウンド報道でご存じの通り、治安と物価、食事等になるのでしょう。お昼ご飯が3~4ドルで食べられる先進国の首都など他にありませんからね。

日本が安くなった?

いや、考え方を変えた方が良い

    近年の国策でインバウンド観光を推し進めていますが、オーバーツーリズムやかつて海外旅行に安価に行けた時代が変わり、若干の寂しさもあってか外国人観光客への反発もあるようです。しかし、観光公害にも様々な面があることを記事にもしました。

【雑談】なぜ、オーバーツーリズムなのに京都市営バスは赤字なのか - 限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

   京都はオーバーツーリズムであっても、他方で大きなメリットを享受し、京都のインフラを支えている面があることを紹介しました。姫路城の維持に姫路市は外国人には4倍の額を払ってもっても良いのでは?との市長発言が議論を呼んでいます。
   私自身は、別の考え方があって、残念な例がニセコです。先日ネットニュースで読みましたが、ニセコプリンスホテル西武グループが25億円で海外ファンドに譲渡し、再開発(乱開発?)されて現在に至ります。ニセコに限らずラグジュアリーなホテルは東京でも京都でも外資系が目立ち、日本が上手に商売している感じはしません。日本人、日本企業がメリットを享受しにくいことも反発への一因と考えます。
 国策でインバンドを進めているのに観光開発が絶望的に下手なのだと思います。この点から見直して、安易に4倍の旅行金を取るのではなく、もう少し上手なお付き合いの仕方と儲け方があるように思います。また、これも別記事で書きましたが、ルーブル美術館も二重価格だ、との意見もあるようです。しかし、あれはEU圏内の若者に無料で歴史や文化を学ばせているだけだと思います。インバウンドトップ10で二重価格を導入している、または、常態化している国はありません。

アメリカ経済におけるインバウンド - 限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

唯一、中国は過去に国の制度として二重価格を導入していましたが、経済大国になるよりだいぶ前に廃止しました。
 皆さまどうおもわれますでしょうか?
   当ブログにお越しいただきありがとうございました。

引用:Most Popular Summer Travel Destinations, According to Google Flights - Thrillist