すごい煮干しラーメン凪本店に行きました
煮干しラーメンは良い店が出てきていますが、鉄板であり、火付け役でもあるのが「すごい煮干しラーメン凪」かと思います。1杯のラーメンに煮干し50グラムを使うお店です。凪のHPを見て初めて知りましたが、煮干しはイワシ類だと思っていましたが、鯛類からイカもあるんですね。凪はいまではラーメン一大地の福岡からシンガポールまで出店してます。
出汁文化の地域性はいろいろあります。イソシン酸、グルタミン酸を各地で取ってるか調べたところ
・北海道・・・昆布、かつお節、煮干し・・・利尻の昆布など有名ですね。
・東北地方・・・煮干し・・・サバ節をつかう文化もあるそうです。
・関東・・・かつお節、さば節・・・多文化ですから昆布、煮干も使われます。
・中部地方・・・さば節、むろあじ節・・・特にむろアジが多いと言われています。赤だしも多いのでしっかりしてます。我が家はまるてんなんて使ってた時もありました。
・関西地方・・・昆布、かつお節、さば節、煮干し・・・京都などは様々だそうです。
・四国・中国・・・多いのは鰹節です。やはりカツオの名産ですしね。
・九州地方・・・煮干し、焼きアゴ・・・焼きアゴ(トビウオ)は有名ですね。
・沖縄県・・・かつお節が多いと言われています。
ラーメンと油そばの食べ比べをしました
左が煮干すらーめんです。奥のワンタンに見えるのは「いったん麺」でワンタンメンみたいな幅広い麺です。いったん麺を多めに注文するお客さんもいます。煮干し油そばで煮干しそのものが載っていて濃い味が見て取れます(両方、濃い味ですが)。麺の量は並(180g)、中(220g)、大(270g)と選べます。濃い目、辛さなども選べますのでお好きな味と量が楽しめます。
食べてみると濃い煮干しの味がじわじわ来ます。しかし麺もしっかりコシがあって十分にバランスが取れてます。油そばはさらに濃厚ですね。美味しいです。油そばは通常の油に絡まる味を期待するより煮干しの濃い味を楽しむ方にお勧めですね。いわゆる油そばとちょっと違います。チャーシューは三元豚で刻み葱と美味しく食べられます。
なかなかの量でしたが、満足感がありました。ラーメンか油そばかはスープを飲みたいかどうかで決めるイメージかなと思いました。
やはり美味しいです。
ゴールデン街らしい独特の赤い階段、ぎっちり感のある店内。雰囲気もあります。一度行ってみてはいかが?、というお勧めのラーメン店でした。