限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

税金の一括納付割引廃止が一般化しています。公平ってなんでしょうね

固定資産税、住民税の割引制度の廃止

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前納報奨金制度の廃止が続いています。今は、残っている自治体はほぼないのではないでしょうか。この制度は手っ取り早い話、固定資産税や住民税を一括納付したら割引になるって制度です。理由は様々で、口座振替を進めたい自治体側の都合や税収減に悩む地方自治体の財源問題が多くあげられます。それと同時に挙げられる理由が「不公平」「金持ち優遇」という批判です。これが良くわからない。税金の納付書は4回分に分けて送られてくるわけですが、一括納付した方が、コストも資金繰りもはるかに負担が少ないはずで、市の行政に協力した分を割り引いてもらったところでこれが「金持ち優遇」になるんでしょうか?一部の議員や自治体が「そういう声」を利用しているんでしょうか?国民年金も一括納付すれば割引があるので、同じじゃないかと思うのですが、こちらは金持ち優遇とは聞きません。何か解せない気がします。
どうでもいい話ですが、この健康保険を一括納付した人が昔、アルバイトに募集に来て採用されたことがあります。ところが1日で辞めたいと言い出したので、辞めてもらいました。その後「自分は働かなかった事にして欲しい」と言われて驚いて、理由を聞いてみると、1日だけ働くと、一括納付した社会保険料が無駄になるから、との事でした。「給料をくれるな」という要求は後にも先にもその時だけでしたが、初日に給与振り込み手続きなどの書類を渡し、明日までに書いてきてください、と伝えただけに振込先もわからず(そもそも法律上は賃金は現金で渡さなければなりません。サラリーマンが給与振り込みにしているのは、サラリーマン側が会社に「お願いだから振り込みにしてください<(_ _)>」という形なのです)、支払いようがないため、給与を払う旨の書面を送って待つことにしましたが、難儀した経験があります。「こちらがいらないと言ってるものを押し付けるのは迷惑だ。とことん闘う」とか言い出したから、「おー!やってみいや!」って感じもしましたが(笑)。

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話は戻りますが、この金持ち優遇と批判する人は、本当の庶民の味方ではないような気がしました。

 

平等って何でしょうね

 

前に大手スーパーで2つ以下の買い物客専用のレジを設けたところ、たくさん買う人間より少ない商品しか買わない人間を優遇するのはおかしいと批判が出て取りやめたそうです・・・いや、この話は、税の公平とは違うな・・・別の話ですと、最近だと定食のやよい軒で「ご飯のお代わり無料なのは少ししか食べない人に不公平」という意見が出てお代わり有料を打ち出したけど、消えましたね。まあ、クレームをつけた客は自分の料金を割引して欲しかったのか、そのあたりは分かりませんが、この「公平」って言葉は曲者ですね。錦のやよい軒良く行くので、有料にはちょっと反発しました。まあ、食いすぎる客がいるのも事実なんでしょうし、何が何でも値上げは認めないデフレ気風もどうかとは思いますが、この件に関しては、理由付けに失敗した気がします。

巨額の海外租税回避スキームなんて話なら、金持ち優遇批判も分かるのですが、一括納付の割引くらい認めて欲しいな、と思った次第です。