副業はばれるのか(→必ずバレます)
年末調整や確定申告を控えたこの時期、副業はばれるのか、ばれないようにするにはどうしたらいいのか、そんな記事が増えます。私も良く読んでます(^^;)。まず、たいていは、住民税を「普通徴収」(要は副業分は個別に払います)にすれば良いです、みたいな記事もあります。確かに、普通徴収にすれば住民税は個別に払うので給与所得分の住民税だけになります。特に最近は、住民税の通知書に明細はシールを貼っている自治体も増えてますので、分かりにくくなっているので副業がある人にとっては良い傾向です。でも、バレます・・・必ず。なので信じない方が良いです。
人事には必ずバレます
副業は常に黒字ならいいのですが、赤字の場合は通算損益で住民税が減ります。また、税務署のミスもあります(これ意外と多い)。私は副収入(一応、規則の範囲内の不動産所得ですが)があるのですが、一度、市役所がミスしたことがありました。でも、抗議なんて出来ませんから、黙って知らぬ顔するばかりです。そのため、今は確定申告する際は、普通徴収を選ぶだけではなく、備考欄に「普通徴収(個人払い)希望です」と二重に書きます。これ重要ですから、必ず、書いた方が良いです。普通徴収を選べばよい、なんて話ではないです。自分のクリックミス(最近は確定申告のシステムも分かりやすくなりましたが)もあり得るので、改めて備考欄に書くことは忘れない方が良いです。
それでもバレる、隠せない
給与担当者はただ、給料を計算している訳ではありません。企業にとって、最も気を遣うのは人件費です。なので、来年度のシミュレーション(シュミレーションと発音がどっちが正しいとか言われていて、どっちでも良いです(笑))をします。ずらって社員のデータをまとめて、最近ならベアアップ要求が多いので、各職位ごとに予想を立てます。その時点で、変に税額が移動してる人って分かるんですよね。なので、追及しようと思えば現実は、分かるのが事実です。
理由(言い訳?)と実績を備えましょう
なので、理由と実績を備えておいた方が無難です。税額が減った際は、医療控除を自分か親兄弟も含めてまとめてる、とか、実は、わずかながら相続があって地代が入ってる、とか。医療費などは個人情報で「親兄弟の医療費の明細までは出せません」と言えば多分ですが、追及はされないでしょう。不動産やネット収入でもわずかでも良いから、親族に関わらしておくことです。家族(親、兄弟、夫、妻、子供)の収入があるかもしれないが確定申告は任せている。医療費も含めて任せているので、実態は把握していない、把握しているが言えない、って感じです。
ずるい言い方で、怒られるかもしれませんが・・・嫌な奴と思わるかもしれませんが、、、実際、私は親族と収支、生計を共にするようにしてます。実態として、副収入、ないし、損失はばれると思って理由を整理した方が良いと思います。備えあれば憂いなしです。