限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【雑談】テレンス・クロフォードと井上尚弥、ファイトマネーとPPF

WBO世界ウエルター級タイトルマッチ

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アメリカのスター、全戦無敗のクロフォードが勝ちましたね。主要4団体統一王者でもあり、さすがの実力を見せつけた次第です。

さて、このクロフォード、すべてを通じた階級の強者をランクするPPF(パウンド・フォー・パウンド)では3位の井上尚弥についで4位です。クロフォードは井上に抜かれたことに、カネロとロマチェンコも踏まえ「この男たちのうち、現時点で誰かがオレを抜いたなんてことは信じていない」と強気な発言です。確かに4団体統一無敗王者ですから、強気な発言を否定は出来ませんよね。

 

ファイトマネー

 

クロフォードのファイトマネーは最近では150万ドルと言われています。およそ1億7千万円程度になります。しかし、近年のボクシングのファイトマネーはPPV(ペイパービュー)によるものです。要はテレビの単体のボクシング中継の売れ行きの一定割合が本人に入ります。パッキャオ、メイウェザーになれば視聴者の払う観戦料は1件あたり50~100ドルにもなり、これが1~200万件で、本人に10億円単位のお金が払われます。

クロフォードは概ね10万件前後のPPVの契約がある選手です。数千万円はクロフォード陣営に入ると予想されますので、1試合あたり2億円は超えているのでしょう。(さすがにPPVの詳細な契約額は私の推定です)。

 

井上尚弥

 

彼のギャラは、世界王者になりWBSS(Wワールド・Bボクシング・Sスーパー・Sシリーズ)でのドネアとの決勝では100万ドルのファイトマネーを得たと言われていますから、1億円を超えるお金です。辰吉丈一郎薬師寺保栄に次ぐ高額ファイトマネーです。しかし、PPVの契約手数料は調べた限り入っていないようです。やはり、アジア人という事もあってアメリカなどで有料でテレビ番組が売れるところまではいかないようです。まあ、ジョシアとルイスはジョシア40億とルイス14億のファイトマネーだったそうですが。。

 

今後に期待

 

しかし、テレンスクロフォードがライバル視しており、アメリカのトップランク社がプロモートして海外を主戦場にしていく今後は、PPVの手数料も見込めます。1試合、数億円を得るスーパーファイターになれる要素があります。お金がすべてではないのですが、プロである以上、実力に見合った、最高のファイトマネーを井上には獲得して欲しいと思います。