限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

セミリタイア・・・年金2割削減報道!厚労省発表について思う事

2割削減?

マスコミで「年金2割削減」のニュースが踊りました。厚生労働省の2019年財政検証結果が発表されたことに基づいてです。
ただ、老後2000万円問題もセンセーショナルに報じられつつも、実際の中身とマスコミ報道の論点のずれや間違いが指摘されるに至り、報道への疑問も募っています。

今回は厚労省の発表資料を見てみました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212815_00011.html

やや分かりにくいのですが、実際にはケース1からケース6までに分かれて検証されており、出生率が高位、中位、低位、平均寿命が高位、中位、低位、そして経済成長率(企業生産性上昇率TEP)の伸びを6段階に分けて積算しています。
そこにオプションA(被用者保険の拡大)とオプションB【保険料拠出期間の延長と受給開始時期の選択】を含めて計算しているようです。

30年後の2割削減というのは楽観的なケース1~3を示しており、現実にはケース4~6の最悪4割削減を見込んでおいた方がよさそうです。

これは私見ですが、年金の基本は所得代替率50%とされていますが、現在の高齢者の所得代替率は60%を超えており、今の高齢者への厚遇が過ぎる事、加入者の拡大は、移民、専業主婦の3号見直しなどによる加入者の食い止めを暗に示しているような気もします。ここは、様々な意見があるでしょうから、割愛しますが、何らか意図があったと考えて良いでしょう。

私はあまり長生きするつもりはありませんが、コロっと死ねるとも限りません。年金の4割削減はショックですね。おまけにオプションBではいくつかあるなかで75歳まで継続加入するケースも想定しています。

セミリタイアが・・・

いやだ・・・75歳まで働いたら、後はボロボロ・・・そんな人生嫌です。。。そもそも、50代で何とか貧しいながらもアルバイト生活に入ってセミリタイアを目指してるのに、75歳まで働き続けるなんて人生が現実的とは思いません。余命が長くても、労働力になりうるもんですかね。

サラリーマンですからidecoやら保険やら、医療費の領収書をかき集めるのが節税では関の山ですが、年金は減らせませんものね。総報酬制ってのもひどいもので交通費からも社会保険料は引かれます。そりゃないんじゃないの?ってな気もします。

まあ、悩んでも仕方ないかな(笑)

海外移住でコストダウン生活も最近は東南アジアの物価が上がり、快適に過ごせる場所が減っているそうです。まあ、心配していてもきりがないので今日はこの辺で。辞めるまでの数年間でどうリタイアするか出来る限り考えていきたいとカップ麺をすすりながら厚労省の資料を読んでました。なんとななるさ!