食費を生活用品に流用

アメリカのテック企業はいわゆる社食が充実していることで知られます。Meta (旧称Facebook社)もその一つで、現在1兆5000億ドルの資産を持つMetaは、大規模なオフィスでスタッフに無料の朝食、昼食、夕食を提供しています。30種類のドリンクバーや食事のビュッフェ、様々なケーキやアイスなどのデザートを提供しています。和食も人気だとか。これは、社員への福利厚生とともに、近年ではコロナ渦でリモートワークが主流になっていたものの、出社を奨励し、出社へのインセンティブとして提供している意味合いもあります。また、朝食や夕食の提供は長時間労働のためのインセンティブとしての意味もあります。3食食べられるのです。(かつてはこれらの食事を持ち帰ることが出来るボックスも提供されていましたが、最近、廃止になったようです。)
しかし、シリコンバレーの本社なら充実した調理スペースや食事のスペースがありますが、小規模なオフィスの場合はそれが出来ません。そのため、Meta社では、小規模オフィスでの勤務者にはGrubhub(ウーバーのライバル企業です)などの25ドル(約3,750円)の食事券となるバウチャーを与えています。しかし、自由な制度を悪用する人はどこにでもいるもので、このバウチャーを使用して、食事の代わりに歯磨き粉や洗剤を購入し、生活費を浮かせている人が現れました。
Meta社ではこの事態に対し、警告を発しましたが、流用は収まらず、結果、ロサンゼルスオフィスで30名の社員が解雇されました。中には10万ドル以上稼ぐエンジニアもいたと言われています。
有名テック企業の高給と福利厚生は有名です。その地位を、わずか数ドルの歯磨き粉や洗剤で棒に振ってしまうのはもったいないと思いました。
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引用:Zuckerberg sacks staff on six-figure salaries for abusing office’s food delivery scheme (yahoo.com)