限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

伝説の選手・シャキール・オニールの投資と金銭感覚

NBAスターの金銭感覚とエピソード

 シャキール・オニールアメリカバスケットボールの伝説的選手です。巨漢がいる、バスケットボール界でも2m16㎝、147キロという巨躯を動かし、歴代最高のセンターとまで言われる選手です。
 資産5億ドルと言われる資産家でもあります。逸話があり、マイアミ・ヒートというチームからフェニックス・サンズというチームに移籍した時の話です。
 アリゾナ州フェニックスに深夜便で着いた彼は、夜中に大衆スーパーのウォルマートに行2時~3時にシーツ、タオル、ラップトップ、プリンター、Tシャツ、下着など、フェニックスでの新しい生活に必要なものをすべて買いました。彼は「ウォルマートの歴史上、単発の買い物では歴史上最大」とジョークを飛ばしています。しかし、彼がアメリカンエキスプレスのカードを切った時、レジで拒否をされてしまいます。繰り返しても結果は一緒で、「自分が破産していないことは分かっている」と戸惑い、その場を去ります。
 その後、アメリカンエキスプレスから連絡が入り、「深夜にウォルマートで7万ドルもの怪しげな請求があったため連絡した」と言われ、「それは自分だ」と答えたところ、「なぜ、ウォルマートで7万ドルも使っているのか?」と逆に聞かれたそうです。
 彼の投資の逸話ですが、3軒の豪華な手宅を持つ彼は、そのうち1軒にセキュリティシステムを付けようと見積もりを依頼しました。結果は8万ドルの費用が掛かると言われました。シャックからすれば微々たる金ですが、「それは高い」と判断し、Ringという会社の防犯カメラなどを買い自宅に取り付けます。シャックが海外旅行中も映像が確認できることに感心した彼は、Ringがまだあまり有名でなかった会社にもかかわらず、経営者にあい、出資を申し入れました。Ringは後にAmazonが10億ドルで買収します。
 シビアな金銭感覚を持ち続け、かつ、バスケットボールだけではなく、日常生活からも投資のヒントを得て、行動するからこそ、50代になった今も超富裕層でいられるのだと思いました。
 当ブログにお越しいただきありがとうございました。
引用:Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News