限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・雑記です。

自分の興味があるアメリカ経済や投資、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

サンリオが最高益に‼ハローキティの欧米での認知度

世界から愛されるハローキティ

サンリオ公式HPから引用

 ハローキティマイメロディリトルツインスターズシナモロールぐでたまなどのキャラクターコンテンツで知られるサンリオが最高益となりました。
 2025年3月期第1四半期(直近の四半期決算)において、サンリオ(8136)は売上高289億円(前年同期比42.3%増)、営業利益107億円(前年同期比80.2%増)という好調な業績を上げました。四半期で営業利益が100億円を超えたのは同社初です。
 この業績にはいくつかの要因があります

①物販事業とインバウンド需要の増加(前年同期比で19.2%増加)
②ライセンス事業の増加(前年同期比で39.0%の増加)
③海外事業・ロイヤリティ収入の増加(前年同期比で101.1%の増加‼)
サンリオピューロランドハーモニーランドの成長
 (前年同期比で20.0%および29.3%の増加)

の4点があげられます。この4点ですが、国内要因も当然ありますが、ハローキティを始めとしたサンリオのキャラクターの海外認知度が極めて高いことが重要なポイントになります。2023年度のサンリオピューロランドへの訪日客は前年比400%に増加。2024年3月の期末決算では最高益を更新しました。コロナ渦明けとは言え驚異的な数字であることは間違いありません。国内物販も訪日客に支えられている部分も多く、この点も重要となってきます。
 北米市場におけるデジタル戦略とライセンス収入の拡大も、サンリオの業績向上に大きく貢献しています。特に北米市場では「価値創造サイクル」と呼ばれる施策が成功を収めており、アパレルや玩具、ヘルス&ビューティなどのカテゴリーでの売上が急増しています。これにより、北米市場での営業利益は前年同期比で100.9%増加しました。

電通報より引用

 こちらを見るとハローキティの認知度が、ディズニーキャラクターと同様の認知度を持っていることがハッキリします。日本文化の”kawaii”が浸透しています。
 アメリカ企業のTitleMaxがまとめたキャラクタービジネス売上高順位は次の通りです。

1.ポケモン - 921億2,100万ドル
2.ハローキティ - 800億2,600万ドル
3.くまのプーさん - 750億3,400万ドル
4.ミッキーマウスと仲間たち - 705億8,700万ドル
5.スターウォーズ - 656億3,100万ドル
6.アンパンマン - 602億8,500万ドル
7.ディズニープリンセス - 451億8,700万ドル
8.マリオ - 361億4,300万ドル
10.少年ジャンプ / ジャンプコミックス - 341億1,700万ドル
11.ハリー・ポッター - 308億7,100万ドル

 世界のコンテンツ市場は170兆円とも言われ、大きなビジネスになっています。今後も日本発のキャラクターの活躍が期待できると思いました。

 当ブログにお越しいただきありがとうございました。