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【雑談】IOCアスリート委員の太田雄貴氏の立場と報酬

東京オリンピックが閉幕しました

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東京五輪が閉幕しました。私が言うまでもなく様々なご意見は世間にあるかと思いますが、大きな事故もなく終われたことは良かったと思います。

この閉幕式でアスリートの選挙で選ばれたIOCアスリート委員に日本のフェンシング銀メダリストの太田雄貴さんが選ばれました。30人の立候補者の中から選出された4人のアスリート委員のうちの1人です。日本のIOC委員は日本オリンピック委員会JOC山下泰裕会長、国際体操連盟の渡辺守成会長を含めて3人になとなりました。

IOC国際オリンピック委員会)とは

国連のような国際組織とは異なりスイス連邦に承認された非営利団体です。そしてオリンピック競技会に関す るすべての権利を有するとオリンピック憲章に定めています。元は一国の団体なんですね。

IOC委員とは

オリンピック憲章では70歳を定年(5名に限り定年延長を特別に認めることが出来る)とする115名以内の自然人で構成することとなり、IOC会長に書面で届け出て、IOC総会を経てIOC委員になることが出来ますが、そのためには日本オリンピック委員会JOC山下泰裕会長、国際体操連盟の渡辺守成会長のようにIOC支配下にあるそれぞれの国や競技を代表する団体の代表であるか、現役選手として自身を証明できかつIOCが認めた人間のみが選ばられることが出来ます。任期は次の次のオリンピックまでになります。そして太田委員は2028年ロサンゼルスオリンピックまでIOC委員として活動することになります。それまでにインドネシアジャカルタなどが立候補を表明している2036年オリンピック大会の候補地などを選定する総会に投票権限を持って参加されるわけです。

また、IOC委員を選ぶ選挙の選挙倫理委員会にはアスリート委員を1名以上含まれないといけないため、アスリート委員がいないと総会での選挙が出来ないことになります。凄いですね。

IOC委員の報酬

気になる報酬ですが、IOC委員は年間7000ドル(約86万円)となっております。これに別途、交通費、宿泊費が支出されることがIOCの内規で決まっています。ちなみにバッハ会長の報酬は年間22万5000ユーロ(約2900万円)を受け取るほか、4人のIOC副会長を含む計14人の理事には、会議や公務で出張する際に日当900ドル(約11万円)が支払われる一方で、太田委員など他の委員は同様の場合に日当450ドル(約5万円)を受け取ることになります。

高いか安いか私には判断が付きかねますが、アスリート委員の権限と報酬に興味があったので調べてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

出典:IOCオリンピック憲章、AFPニュース他