つけ麺を食べました
つけ麺TETSUは2005年にオープンです。名古屋と大阪のキタに一店舗ずつありますが、基本はHPで東京のらーめん界を牽引する、と言っているとおり東京のチェーンです。江戸前中華煮干しそばきみはんなども系列店です。社長が「哲」って名前なのかと思いましたが小嶋健という方でした。もっと良く調べると小宮一哲(かずのり)という方が創業者です。つけ麺がヒットしM&Aで全株式を売却し大成功した方なのですね。300万円の資本金で始めた事業を8年で18億円とも20億円を超えるとも言われる額で売却したと言われていますから大したものです。3店舗目にはM&Aのコンサル会社に企画を持ち込み、30店舗を目途に売却に成功した戦略的ビジネスマンですね。今は「伊蔵八(東京都荒川区西日暮里5-21-2)というお店のオーナーであり「あの小宮」という店のプロデュースをしているそうです。まあ、私はラーメンがうまいかまずいか安いか高いかですが、そういう客の心を掴むことに長けているのでしょう。努力と才能ですね。ちなみにユニクロ出身です。まだ、ファミクロ、スポクロ、ユニクロで展開していたころで、私はスポクロのジャージを愛用していました。思いっきり話がそれましたね。
つけ麺は麺を最後に冷水で〆るため、スープが冷たくなります。
私は個人的に“あつもり”にしています。水で〆た後にお湯をくぐらせて温めます。大勝軒本店であつもりが好きになりました。TETSUはスープに熱した鉄を入れることでスープを温めなおして最後まで暖かいものが食べられる寸法です。
ちなみにここであつもりを頼んだらお湯に軽く浸けられた麺が出てきました。元からスープも器も熱めで、麺も熱めですから、「熱さ」「温さ」にこだわったお店です。熱いもの好き(猫下の方がいたらごめんなさい)の私としては大好きなお店です。また、猫舌の方でも冷たくしないとダメという事ではないでしょうから、なかなか良く考えられたラーメンを出していると思います。
スープは濃厚ながら癖があまりなく、チャーシューは角煮のようにとろっとして美味しいです。最後の出汁はそのままでも飲めるカツオ出汁ですので、行かれた方は一度、そのまま味見しても良いかもしれません。
今は小宮さんは単店舗でラーメン屋のおやじを目指しているそうですから、一度食べてみたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。