限界ぎりぎりのサラリーマンのセミリタイアを目指す投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。転職し、地元と東京を行き来する日々。精神的に追い詰めらてますが、生活が・・・・。自分の興味がある投資(特に不動産)、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【現物資産で生き抜く】不動産は市況よし。金、プラチナ投資について。

今年の私の投資スタンスです

f:id:shiina-saba13:20210302200236p:plain

この数年、金とプラチナを地金かコインで年に少量ないし貨幣を2~3枚ずつ購入してきました。平均して金は概ね4000円程度で290gほど購入し120万円が179万円になっています。しかし、プラチナは上値が重い状態が続きました。ハイブリッド車や完全な電気自動車の導入やディーゼル廃止が進められている中でプラチナの「素材としての価値」が下がると言われていることが原因と言われました。しかし合成燃料の技術の進化で想定よりも実需は落ち込まないとの声もあります。ただ、カネ余りの中で投資しやすい現物資産としてはプラチナは悪い材料ではないとも思います。
しばらく3000円台でしたが、最近になってようやく4000円になりました。私は現物資産はコロナ下でも必ず上がると思っていたので、現時点では成功です。

少し余談ですが、あくまで投資って常に現時点ですよね。例えばドイツのお城を見に行くのが夢でその費用のための投資なら、そのお城の前に立って初めて投資は成功したわけです。なので、私は老後の資金と言うのはごく平均的な額しか用意しません。それよりか健康なうちに数年間海外で暮らすお金を貯めるのが目的です。医療・介護のための費用は考えるときりがないので、ごく平均的だと言われている額を2割も上回って持っておけば十分じゃないかと思っています。老後2000万円問題の報告書では平均の介護費が月15,512円ですから12カ月で186,144円。これを30年生きるとして概ね558万円です。概ね介護にかかる費用を700万も見ておけば十分だと思っています。それ以上、貯金が少なくても僕にはどうしようもない。配分を見直しなおしたらキリがないです。もし、老後2000万円を基準とするならそこれに142万円を足せばいいので、用意できない額じゃないし、あまり不安ばかり募らせないようにしています。

話を現物資産に戻します。現物資産の代表的なものが不動産(というか住居)と金・銀・プラチナだと思います。不動産に関しては都心は今後も言われるほどは下がらないと思ってます。コロナ下で地方、中堅都市が注目されていると言っても、逆に、地方の医療インフラの脆弱性がもろに浮き彫りになったのもコロナです。その他の教育、文化といったものは今から地方が都会にキャッチアップするのは厳しい地域も多いと思っています。そういう意味で、東京で言えば23区のうち豊島区や江戸川、荒川区などは消滅危機にあるという意見もありますが、私はちょっと否定的です。つくばエクスプレスで沿線が栄え、茨城県つくば市が令和元年まで人口が増え続けているのに、沿線で南千住駅のある荒川区が滅びるとも思えません。それなりに利便性がある地域は今後も一定程度の価値は持ち続けると思います。
アメリカのある州(州の定める最低賃金が一桁ドルの地域です)で知人が昨年、家を売ろうとしたらコロナ前より2割上がっていたそうです。日本は土地が余る、価値がなくなる、と言いますが、それならアメリカなんて土地はニューヨークやサンディエゴなどを除けば価値はなくて当然のはずですが、そうはならないのが不動産だと思っています。

また、手軽に入る現物資産としては金、銀、プラチナです。特に「有事の金」ですね。ただ、金はあまりに急上昇を続けたために、同様の資産への分散化、つまりプラチナや銀などに分散されると信じていたので今のところ正解だったかなと思っています。
日本は多少の上振れもあるかとは思いますが、人口減少による構造的な経済縮小は避けられないと思います。今のところ現物資産の保有率を下げることはあまり考えずに、給料と運用益を株や債券などに回していきたいと考えています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。