1000円の鰻で美味しいうな丼を作りました
私は高校生時代まで東海地方で育ったので鰻釣りは散々してきました。天然鰻の美味しさはそこそこ知っているつもりです。天然物は秋の下りウナギ(ウナギはフィリピン海溝あたりで海の神のもとに生まれ日本の川を上り神のもとに帰ります)の大物ヒット以外は割とあっさり味の天然鰻ですが、やはり美味しいです。しかし、今はそういう時間もありません。かといって天然鰻は高いし、養殖ウナギも脂が乗って価格も安くお手頃で良く食べています。
今回は画像の通り大きな鰻が千円で売っていました。中国産ですが贅沢は言えません。ただ、硬くなっているのでどう調理するか調べながら作りました。
様々な調理方法
購入した鰻を美味しく食べる方法をネット検索したら想像以上に様々な調理法がありました。簡単、すぐにみたいな感じで参考になりました。多いのが
①鰻を洗ってタレを落とす
②洗った鰻を水で軽くゆでる
③軽く酒ないし水をかけて焼く(蒸す)・・関東風なら焼いて、関西風なら蒸す。
というパターンです。しかし、鰻を洗うのはちょっと怖くて。。。鰻の厚みやかかってるタレの量も個々で違いますし、タレは化学調味料云々もありましたが、そこまでいくと安いウナギ自体買わない方が良いように思いました。さらに炊く(煮る)のも火の通りかげんも分からず個人的にやや怖い気がします。
ですので、思い切って、フライパンで軽く焼いてお酒をかけて蒸すことにしました。
①3分ほどフライパンで中弱火で焼く(だいたい、表面のタレがちょっとパチパチいう程度まで)
②お酒投入(1食分あたり50ml程度)
③蓋をして蒸す(関東風のパリッと感が欲しい場合は蓋をせず焼くと良いと思います)
そしてご飯に乗せて出来上がりです。
完成です
蓬莱の贅沢うな重を真似してご飯⇒鰻⇒ご飯⇒鰻の特丼にします。
お好みで参照です。私は滅多に山椒を使わないのでS&Bの小分け袋に入った山椒を使いますが、この辺りはご家庭の事情に応じてですね。
これは美味しいです。わずかな一手間で変わるもんだなと思いました。鰻の温め方はいつもレンジでチンでしたが、この程度の手間で味が上がるならお勧めです。ご飯大盛で食べきってしまいました。
土用の丑の日など皆さんもお手頃な値段でウナギが手に入ったらお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。