限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

【雑談】年間10億円のコンビニレジ横の寄付箱の思い出

レジ横の小さな箱に年間10億円以上ーちりも積もれば山となる、コンビニ募金の実態

 

news.yahoo.co.jp

 

コンビニでよく見るレジ横の募金箱。今はキャッシュレスで機会が減りましたが、私も端数の小銭を入れていたのを思い出します。正直、独身時代などは「困ってる人のために」というよりは、1円玉や5円玉が貯まると財布が膨れるので、ついでに社会に役に立つならいいか、という気持ちで入れていた感じでした。

 

記事ではコンビニ募金の仕組みとキャッシュレス社会が進む中で、寄付金という社会活動の変化がどうなるのか、と言った内容になっています。確かに、寄付文化として、政治・行政への支援が届きにくいニッチなところに支援が良く民間の活動は有意義だと思います。

 

記事の一部を引用しますが「毎年の募金額や寄付先はそれぞれに異なるが、コンビニ各社で共通するのが、大規模災害の発生時に「災害義援金募金」へ切り替える取り組みだ。一定の基準を超える規模の災害が発生すると、各店舗へ通達され、レジ横の募金箱が災害義援金募金に切り替わる(専用募金箱を用意することもある)。こうした災害義援金募金は、緊急性が高いこともあり平時の募金より注目度が高く、短期間に多くの金額が集まるという。」

 

「例えば先日タレントの指原莉乃さんが豪雨被災地となった地元大分県日本赤十字社に寄付をしたニュースのあと、(指原さんの影響で)『日赤と組んでいるらしいから、ローソンで募金してきた』というツイートが上がったり。SNSで人の動きが機敏になっているので、非常時の募金の切り替えタイミングもスピードが問われています」

これはこれで気持ちの表れですし、否定する気は一切ありません。

 

どうしても忘れられない思い出

私は、学生時代、コンビエンスストアでアルバイトをしていました。当時はアジアの貧困家庭の子供支援、教育支援を明示してお売りの一部を寄付してもらっていました。その時起きたのが、「阪神淡路大震災」です。アジア支援としていたのを、本部から張り紙が来て、「阪神大震災への支援」(今は阪神淡路と言った言い方をしますが、直後は阪神大震災でした。)となったところ、どんどん寄付が集まり、千円札が何枚か入るなどして驚いた覚えがあります。あの災害はみなが衝撃を受けたことが分かります。

 

お客さんの一言

コンビニのお客さんにはフィリピンや中国、韓国、東南アジア系とみられる人たちもいました。その客さんが、募金箱を見て「これはアジアの貧困状態の子供たちのお金ではなかったのか?どうして、急に変わったのか?」とやや強い調子で言われました。また、変える際は少し寂し気に感じました。出稼ぎに来て、日本から少しでもアジア各国への助けをしたいとの気持ちがあったんじゃないかとも思い出しました。

 

寄付金が能動的に柔軟に使われることは否定しません。でも、あのお客さんの事は忘れることが出来ません。寄付がどうあるべきかは考え続けていくことが大事なのかな、と思います。