限界ぎりぎりのサラリーマンのセミリタイアを目指す投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。転職し、地元と東京を行き来する日々。精神的に追い詰めらてますが、生活が・・・・。自分の興味がある投資(特に不動産)、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

武蔵小杉タワマン住民 「風評被害が収まるまで売却もできない」浦安との比較

yahooマネーポストの記事から感じた事。新興発展地域とは何か・・・

「水害といえば、過去には東日本大震災で千葉県の浦安市も大きな被害を受けた。もともと海だった場所を埋め立てて造成した土地が、激しい揺れによって液状化現象に見舞われた。そのため、浦安市の一部では、地価が一時約40%も下落するなど、資産価値が大幅に失われた。」(引用)。

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浦安液状化

浦安は確かに資産価値が落ちました。現在でも回復は他の地域より遅れていて、地価が東日本大震災時点に戻ったのは2年ほど前です。

地域住民が試される?

浦安は液状化対策として格子状地盤改良工法として、各区分ごとに地中に仕切りを作り、液状を防ぐ対策が最も良いとして、液状化対策を行いましたが、中止エリアも多く、未だに、未完成エリアもあります。個人資産であるため自己負担発生しました。それが払えない人、自己対策(これもくい打ち、固化剤で地中壁を造成した人、単に家の傾きを安易なジャッキアップや凝固剤の無理な注入で住宅が破損した例もあります)、したからエリア工事を拒否する人などがいました。これでは、安易に浦安の土地に手が出ません。怖いです。やはり、エリア事業に参加することが最上の道だったとの意見も聞かれます。

武蔵小杉、二子玉川も住民次第?

武蔵小杉の記事では「タワーマンション住民にはエレベーターで一緒になっても挨拶すらしない人が多いし、賃貸の人は総会にもほとんど参加しない。華やかなイメージと裏腹に人間関係が希薄になっているのは寂しい限り」(引用)としてます。工場地域でしたから、古い商店街や町内会からは祭りの準備には参加してくれないが、祭りだけ楽しむ新住民との意見の相違も出ているようです。やはり、住民がある程度協力(時には妥協)をしないと、完全な回復は大変じゃないでしょうか?投資目的でのタワーマンション購入なら、それは申し訳ないのですが、自己責任的な部分もあるかと思います。しかし、終の棲家として購入したのなら、今は協力すべき時ではないでしょうか?厳しい言い方ですが、水があふれた以上、風評ではなく実害のような気もするのです。

プチ不動産投資家として

貧乏投資家の私としては、新興地域はちょっと怖いなと思いました。武蔵小杉、二子玉川の今後を見てみたいと思います。新興地域はうまくいけばキャピタルゲインがかなり出ますが、こういう事態もあります。今のところ、インカムゲインが得られる安定した土地が私には向いてるかなと思いました。投資、住まいを見つける際には立地、利便だけではなく、住民の現状やその土地の成り立ちを知るのも大事だなと思いました。