限界ギリギリのサラリーマンのセミリタイアを目指す海外経済・投資・節約・雑記です。

40代サラリーマンです。地元と東京を行き来する日々。自分の興味があるアメリカ経済や投資、節約術、子育て、普段の雑記的なことを備忘録的に書いていきたいと思います。

台風19号HAGIBISが来ます。賃貸住宅大丈夫だろうか・・・

台風19号ハビキスが来てます。


私は築古の戸建てを貸しているのですが、昨年、台風21号ではベランダが破損し、困りました。とにかく業者がつかまらない。2週間待ってくれ、と言うのですが、借主からは「どうなっているんですか?」と督促がきます。
なんとか理解してもらい、破損の工事代金11万円も無事に保険がおりました。ちなみに損保協会のH30台風21号では10,678億円の支払いがあったそうで、火災保険の値上げに貢献してくれました(苦笑)。今回は直撃する可能性も高くひやひやしながらニュースを見てます。

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物件に損害があったら


とにかく写真を撮りまくる事です。中に水が浸入したら、借主さんに撮ってもらいましょう。ちなみに、保険によっては、窓が割れると窓の修理代は支払ってくれますが、吹き込んだ分の被害は補償されないことが多いのですが、念のため撮っておきましょう。

 

マンションの場合、通常は共有部分は一括して管理組合(管理会社)が加入し、専有部分は自分で加入します。戸建ては全部自己責任です。仮に家の一部が吹き飛んで隣の家を壊したら弁償義務もあります。ちなみに入居者が入れるのは家財のみです。辛いところですね。

 

役所は頼れない


災害があると、公助(公的支援)、共助(義捐金等)、自助(そのまんま)がありますが、残念ながら貸主が受けられるのは3助のうちの自助のみです。これが不動産投資のリスクですね。地震や台風などで、特に問題となるのはセカンドハウスや相続財産をそのまま持っていて、被害にあった人の猛講義だそうです。自分が生まれ育った家だの、実質的なマイホームだのと問い合わせがあるそうです。しかし、公助は住民票のあるところしか受けられませんから、諦めるしかないですね。ちなみに被災者には役所や弁護士会などが無料相談窓口を設置するので借主さんには親切に対応しましょう。私のようなしょぼいサラリーマン大家も三菱地所も一緒です。貸主側には公助はありません。最近はサブリース被害で大家を被害者とみなして国土交通省が窓口を設けたそうですが、これは一種例外的です(ちなみにその窓口にはほとんど相談が来ないそうです。お金を借りた側にも言いにくい事情があるのでしょうが、そこはまた別の機会に)。自助あるのみなのです。

 

業者には要注意を


業者によっては、ついでに他の部分も直して一括して保険金請求をして断られるケースも多く、注意喚起がなされてます。気を付けたいところです。ややこしいのが、経年劣化なのか分かりにくいところがあるので、十分な確認が必要です。ちなみに、損保協会ホームページを確認しておくと良いです。

www.sonpo.or.jp

そこそこ大規模な台風が来るとお見舞い広告があるのでチェックしましょう。私は築古しか買いませんが、新築物件ないし、10年以内の築浅物件を持ってる方は施工業者に瑕疵責任を取らせる可能性もあるので、頑張ってみましょう。

とにかく台風19号よ、ハビキスよ、頼むから少しそれてくれ・・・と祈るばかりです